給電機能まるわかりGUIDE



クルマは、もしもの時に電源になる。
災害が増える今、防災をもっと身近にしたい。
だから、いつものクルマを、もしもの備えに。
クルマが電源になれば、
突然の停電で、日常生活がストップするリスクも少なくできます。
さらに、クルマとおうちを接続すれば、在宅避難も可能に。
災害は、なくせない。でも備えることはできる。
いつものクルマで備える安心、広がっています。
給電機能4つのポイント
-
約4.5日*1、電気が使える。
突然の停電でも、日常を奪われない。消費電力が4 0 0 Wなら約4 . 5日分の電力供給が可能*1。
長時間停電が少ない日本*2では、大きな安心になります。 -
停電中でも、灯りも食事も情報も。
1 5 0 0 W 使える*7*8。停電時に、灯りはもちろん、食事・情報を同時に得ることも可能。さらに暑さや寒さもしのげます*7。
クルマが、家族みんなの停電時の生活を支えます。 -
クルマと家をつないで
停電時でも電気を使える家に。クルマde給電*9
新築でもリフォームでも外観を大きく損なわず、災害時にご自宅での安全が確保できる場合には、ストレスの少ない在宅避難も可能になります。
「クルマde給電」は●●の付いたクルマが対象クルマde給電はトヨタホーム(株)の商品です
-
さらに、移動する電源として
アウトドアが
もっと楽しくなる。使い方は、非常時だけにとどまりません。
山・川・海など、あらゆる場所でクルマが電源になるのでレジャーの楽しみ方がグンと広がります。AC 外部給電システム(ヴィークルパワーコネクター)*7を利用
- *1. プリウス、プリウスPHVが外部供給できる電力量(満充電・ガソリン満タン時):約4 0 k Wh(=約40, 000Wh)。一般家庭が日常使用する電力量:1日あたり10kWh (家庭での1時間あたりの消費電力400W)として試算した場合。
- *2. 1軒当たりの年間停電時間約55分(2011-2018年の平均値) 電気事業連合会の資料を基に算出。
- *3. スマートフォン1台をフル充電するために必要な電力量:10W×1h=10
- *4. LED電球1個を1時間点灯させるために必要な電力量:6.9W×1h=6.9Wh。プリウス、プリウスPHVが満充電・ガソリン満タン時に外部給電できる電力量:約40kWh(=約40, 000Wh)。 LED電球を点灯できる時間:40, 000Wh/6. 9Wh=5, 797時間(約5, 700時間)で計算。
- *5. 電気ストーブを1時間使用するために必要な電力量:750W×1h=750Wh。プリウス、プリウスPHVが満充電・ガソリン満タン時に外部給電できる電力量:約40kWh(=約40,000Wh)。 電気ストーブを使用できる時間:40,000Wh/750Wh=53時間(約50時間)で計算。
- *6. IH炊飯器を1時間使用するために必要な電力量:1,200W×1h=1,200Wh。プリウス、プリウスPHVが満充電・ガソリン満タン時に外部給電できる電力量:約40kWh(=約40,000Wh)。 炊飯器を使用できる時間:40,000Wh/1,200Wh=33時間(約30時間)で計算。
- *7. 詳しくは「安全にお使いいただく上での注意事項」をご確認ください。
- *8. 電気製品の消費電力は一般的な目安です。製品の種類や大きさなどにより消費電力は大きく異なる場合があります。また、立ち上がり時などは瞬間的に電力を大量に消費します。
- *9. 「 クルマde給電」はトヨタホームの非常時給電システム。
住まい側に設置して、停電時にクルマと住まいを外部電源接続用ケーブルでつなぐことにより、冷蔵庫や照明など、生活に必要な電気製品へクルマから電力供給できるシステムです。
給電機能をお使いいただく際は、必ず各車両の取扱説明書をご確認ください。また電子レンジやポットなど、消費電力の大きな機器を使用する際は、他の機器と同時に使用することは避けてください。
また、1500W以下でも電気製品によっては正常に作動しない場合があります。一部地域では駐車または停車中にエンジンを始動させた場合、条例に触れる恐れがありますのでご注意ください。
また給電中はエンジンが作動する場合があります。
給排気設備のない車庫内などの換気の悪い場所や囲まれた場所(雪が積もった場所)などでは、酸素欠乏のおそれや、排気ガスが充満したり滞留したりするおそれがありますので、換気の良い場所に駐車してご使用ください。
給電機能 設定車
- ●アクセサリーコンセント (AC100V・1500W)
- ●アクセサリーコンセント (AC100V・1500W) /非常時給電システム付
- ●AC外部給電システム (ヴィークルパワーコネクター)
- ●DC外部給電システム
MINIVAN
SEDAN
- 対象
- ハイブリッド全車
- 設定
- メーカーオプション
- 対象
- Xを除く全車
- 設定
- メーカーオプション
- 対象
- ハイブリッド全車
- 設定
- メーカーオプション
- 対象
- 全車
- 設定
- 標準装備
- 対象
- 全車
- 設定
- 標準装備
●DC外部給電システムはメーカーオプ ション
- 対象
- Z“Executive Package”、
Z 、
G“Executive Package”、
G“A Package”
G
- 設定
- 標準装備
※Z“Executive Package Advanced Drive”、Z“Advanced Drive”はアク セサリーコンセントのみ(AC100V・100W)となります。
●DC外部給電システムは全車標準装備
SUV
超小型モビリティ
- ●アクセサリーコンセント (AC100V・1500W)
- ●アクセサリーコンセント (AC100V・1500W) /非常時給電システム付
- ●AC外部給電システム (ヴィークルパワーコネクター)
- ●DC外部給電システム
給電機能の種類
車載の給電設備
種類 | ![]() |
![]() |
![]() |
---|---|---|---|
給電能力 | AC100V・1500W | AC100V・1500W | AC100V・1500W |
クルマの状態 | 走行中および停車中※(走行可能状態) | 停車中(走行機能停止状態) | 停車中(走行機能停止状態) |
コンセント搭載位置 | 車内 | 車内 | 車外 |
詳細 |
走行中(停車中含む)に車内において、AC100Vで最大消費電力1500W以下の電気製品を使うときの電源として使用可能。 |
災害などによる非常時に電力が必要なとき、停車中(走行機能を停止した状態)に車内および車外において、AC100Vで最大消費電力1500W以下の電気製品を使うときの電源として使用可能。 |
災害などによる非常時に電力が必要なとき、停車中(走行機能を停止した状態)に車内および車外において、AC100Vで最大消費電力1500W以下の電気製品を使うときの電源として使用可能。 バッテリーのみで給電する【EV給電モード】と、バッテリーのみで給電し、バッテリー残量が減るとエンジンがかかり給電を継続する【HV給電モード】からモード選択が可能。 防水カバーを備えるため、コンセント部を防水可能。 |
電力の供給先 | クルマから電気製品へ | クルマから電気製品へ クルマから住宅へ (クルマde給電を使用して一部の居室へ) |
クルマから電気製品へ クルマから住宅へ (クルマde給電を使用して一部の居室へ) |
- 種類
- 給電能力
- AC100V・1500W
- クルマの状態
-
走行中および停車中※(走行可能状態)
- コンセント搭載位置
- 車内
- 詳細
-
走行中(停車中含む)に車内において、AC100Vで最大消費電力1500W以下の電気製品を使うときの電源として使用可能。
- 電力の供給先
- クルマから電気製品へ
- 種類
- 給電能力
- AC100V・1500W
- クルマの状態
-
停車中(走行機能停止状態)
- コンセント搭載位置
- 車内
- 詳細
-
災害などによる非常時に電力が必要なとき、停車中(走行機能を停止した状態)に車内および車外において、AC100Vで最大消費電力1500W以下の電気製品を使うときの電源として使用可能。
- 種類
- 給電能力
- AC100V・1500W
- クルマの状態
-
停車中(走行機能停止状態)
- コンセント搭載位置
- 車外
- 詳細
-
災害などによる非常時に電力が必要なとき、停車中(走行機能を停止した状態)に車内および車外において、AC100Vで最大消費電力1500W以下の電気製品を使うときの電源として使用可能。
バッテリーのみで給電する【EV給電モード】と、バッテリーのみで給電し、バッテリー残量が減るとエンジンがかかり給電を継続する【HV給電モード】からモード選択が可能。
防水カバーを備えるため、コンセント部を防水可能。
別売の外部給電器が必要
種類 | ![]() |
---|---|
給電能力 | DC6000~9000W (別売りの外部給電器からAC100Vを給電) |
クルマの状態 | 停車中(走行機能停止状態) |
コンセント搭載位置 | 車外 |
詳細 |
災害時などの非常時に電力が必要なとき、停車中(走行機能を停止した状態)に車外において、最大消費電力DC6000~9000W以下の大電力を供給可能。 DC(直流)電力をAC(交流)電力に変換する別売りの外部給電器が必要となる。 別売りの外部給電器はV2H(Vehicle to Home:クルマから家へ)、V2L(Vehicle to Load:クルマから電気製品へ)の2タイプがある。 |
電力の供給先 | クルマから電気製品へ (V2L機器を使用してより大きな電力を供給) |
- 種類
- 給電能力
- DC6000~9000W
(別売りの外部給電器からAC100Vを給電)
- クルマの状態
-
停車中( 走行機能停止状態)
- コンセント搭載位置
- 車外
- 詳細
-
災害時などの非常時に電力が必要なとき、停車中(走行機能を停止した状態)に車外において、最大消費電力DC6000~9000W以下の大電力を供給可能。
DC(直流)電力をAC(交流)電力に変換する別売りの外部給電器が必要となる。
別売りの外部給電器はV2H(Vehicle to Home:クルマから家へ)、V2L(Vehicle to Load:クルマから電気製品へ)の2タイプがある。
V2Hは建物の既存配線につなぎクルマと建物が双方向に送電できる「据置型」、V2Lでは持ち運びができ、クルマから電気製品へ単方向に給電する「可搬型」の外部給電器となる。
※車外で電気製品を使用するときや、災害などにより非常時に電力が必要な場合などには、非常時給電システムの使用をおすすめします。
電気製品へ大電力を供給。
クルマから電気製品へ(V2L機器を使用してより大きな電力を供給)
V2L
外部給電器を持ち運びして電気製品*1に給電。
「V2H」とは「Vehicle to Home」の略で電気自動車を充電するだけではなく、貯めた電気をご家庭で使用できるシステムです。
例えば、停電や震災などで電力供給が寸断されてしまった場合でも、クルマから電力を取り出して、家の電力がまるごと復旧します。
これからのスマートライフに欠かせない製品です。

- *1.使用する電気製品に付属の取扱書や、製品に記載されている注意事項を必ずお守りください。
給電機能の使い方
給電機能の使い方についてはPDFをご覧ください。
安全にお使いいただく上での注意事項
安全にお使いいただく上での注意事項についてはPDFをご覧ください。