サンパルテ architect

Reiko
Hayama
建築の心は、自然の懐深く共生する。
此れが私の建築理念である。
山形トヨペット本社屋 “サンパルテ” 設計者
早間 玲子氏
建築家/ 1933-2025
フランス共和国名誉建築家/一級建築士
1933年東京生まれ。都立駒場高等学校(都立第三女学校)卒業。1958年横浜国立大学工学部建築学料卒業後、1959年より前川國男建築設計事務所勤務。
1966年にフランス政府招聘日仏工業技術交換留学生として渡仏。在仏日本大使公邸新築工事においてシャルロット・ペリアンと協働。
1968年ジョルジュ・カンジリス都市計画建築設計事務所勤務。1969年から1975年までアトリエ・ジャン・ブルーヴェ勤務。
1975年、横浜国立大学とボザールの建築大学間初の同等資格を得て、フランスにおける日本人初の建築家営業権を取得。追って、私立高等建築専門大学(Ecole Speciale dArchitecture de Paris、ESA)卒業。
1976年パリで早間玲子建築設計事務所開設。
2001年外務大臣章受賞。
2004年フランスの文化勲章とレジオン・ドヌール勲章を受章。
2011年旭日小綬章受章。
2013年フランス共和国建築家会名誉会員。

サンパルテが紹介されています
早間玲子作品集 受け身の建築
日本人として初めてフランスで建築家の営業ライセンスを取得した早間玲子氏の作品集。前川國男やジャン・プルーヴェのもとで経験を積み、「受け身の建築」という独自の哲学を貫きながら、日系メーカーの工場や在仏日本人学校などを数多く設計してきた。1976年にパリで独立し、2013 年の引退まで続いたその歩みは、これまで日本では十分に紹介されてこなかった。
本書では代表作のひとつ「山形トヨペット本社屋」をはじめ、写真・図面・ドローイングなど豊富な資料を通じて、早間氏の建築家としての全貌と「日仏の架け橋としての建築」の実践を初めて本格的に紹介する一冊である。
※外部リンク(millegraph)
日本人として初めてフランスで建築家の営業ライセンスを取得した早間玲子の作品集。前川國男やジャン・プルーヴェのもとで経験を積み、「受け身の建築」という独自の哲学を貫きながら、日系メーカーの工場や在仏日本人学校などを数多く設計してきた。1976 年にパリで独立し、2013 年の引退まで続いたその歩みは、これまで日本では十分に紹介されてこなかった。
本書では代表作のひとつ「山形トヨペット本社屋」をはじめ、写真・図面・ドローイングなど豊富な資料を通じて、早間の建築家としての全貌と「日仏の架け橋としての建築」の実践を初めて本格的に紹介する一冊である。
※外部リンク(millegraph)
About
サンパルテ
早間玲子氏が
日本国内で手がけた最後の建築物
山形トヨペット本社屋
“サンパルテ”
建築物が、本来の機能を全うしながら、末永い生命の維持を目標にして設計。
蔵王の連山が聳え千歳山の裾野が広がる山形市の、様々な形が重なり合った山々に囲まれた市街地に設置されるこの建造物が、景観と共生するのみでなく、“新たな建築物の誕生が美しい都市造りに貢献できる” これが設計者の夢である。

平成24年7月完成。
公募で「サンパルテ」という愛称が付けられた。
サンは英語の「太陽」、パルテはイタリア語で「出発」を意味する。


敷地入口に建設



SHOW ROOM ショールーム
柱のない広いショールーム。外壁に組み込まれた柱と、階段室を配置したコアから生まれた 2 階の空間は、特殊な鉄筋コンクリート屋根構造のおかげで、柱のない広々とした空間となり、そこにショールームを収めた。



ENTRANCE エントランス



OTHER ROOM その他のスペース

